港も見える丘から

人生のゴールデンエイジにふと感じることを綴っていきます

NO.139 君はどこにいるの

「君はどこいるの」 時は昭和39年、東京オリンピックを控え、右肩上がりで沸き立っている時代。妻に先立たれ作家の藤沢省二郎は、すみ慣れた邸宅を売り払い、 鎌倉にこじんまりとした平屋に移り住みました。 一人娘のみことお手伝いのきよと3人が暮らしてい…

NO.138 いわき復活への道

東日本大震災から6年の歳月が流れました。まるでもう復興されたいるかのように思い込もうとしてもまだまだ道のりは険しいものがあります。 もともと過疎化が進んでいて、諸問題が山積している地域が根こそぎ生活基盤を失ったのです。 復興 reconstruction と…

NO.137 耳が痛い話し…と月夜のノクターン

ピアニストの久元祐子さんのブログをいつも楽しみにしています。先日は“ショパン@なんば”というテーマのブログで、YAMAHAなんば店サロンでのショパン講座のことを書かれていました。ショパンの愛した楽器プレイエル、その柔らかなピアニッシモやふわりと残響…

NO.136 にっぽんよ にっぽん ドドンガドン

…………テレビのせいである。と、唐突に書く。すべてがテレビのせいでないにしても、99パーセントは、テレビのせいなのだ。テレビが人間を“思うままにもてあそん”でいる。そうするために、私は三十年近くテレビの仕事をした。日本と日本人を手玉にとるために、…

NO.135 冬来たりなば春遠からじ

3月 弥生に入りました。 来月、グランドオープンを迎えるしぇあひるずヨコハマですが、二つの建物を同時にリノベーションするというのは想像以上に困難なことが多く、気の休まることはありません。 工事が始まってから、のべ700人の方々が作業をしてくださっ…

NO.134 横浜育ちの閨秀作家 ささきふさ

自由学園父母会でご一緒だった尊敬する先輩のEさんが、 「昭和前期女性文学論」に論文を発表されました。 《ささきふさ「春浅く」と「ある対位」ーモダニズムとフェミニズムの視点から》 というものです。 この論文を書かれる経過を聴いていた私は、 謹呈の…

NO.133 和をもって尊しとなす

今年度から確定申告にマイナンバーが義務付‼︎ いつの間に⁉︎ と驚きました。 私はマイナンバーカードを持っていないし、通知書さえ手元にありません。 あの頃、父の看取りで家にいることがなく、通知書さえ受け取れず、そのままに… 国民全員にナンバーを振る…

NO.132 チャリティーコンサート In 建長寺

北鎌倉から鎌倉へ向かう道に鎌倉五山第一位臨済宗建長派大本山建長寺があります。 1253年に宋から来日していた高僧・蘭渓道隆を招いて建立した最初の禅寺です。けんちん汁の始まりの禅寺と言ったら親しみがわくでしょうか。 先日、建長寺本堂でチャリティー…

NO.131 「母」いよいよ上映です

プロレタリア文学の旗手と呼ばれた小林多喜二の母小林セキの一生をプロテスタント作家三浦綾子が描いた小説「母」その映画を観てきました。 監督は御年85歳の最高齢女性監督 山田火砂子さんです。山田さんは知的障害をもったお子さんを育てられました。社会…

NO.130 沈黙 Silence の衝撃

スコセッシ監督「沈黙」を観てきました。 私の想像より、ドライな映画という第一印象を持ちました。また、日本では描けない視座だと思いました。 折しも本日 、大阪城ホールで高山右近列福式が行われます。 時の移り変わりを感じます。 映画内容でなく、私の…

NO.129 子どもへ期待するもの

【子どもにとって親の期待とは何か】 『父母であること』 あなたは子どもたちに愛を与えることはできるがあなたの ものの考えを 与えることはできないなぜなら子どもたちは 子どもたち自身のものの考え方を持っているのだから あなたは子どもたちのからだを…

NO.128 吟遊詩人の旅 ウクライナの音楽と文学

昨夜、JASRAC 日本音楽著作権協会主催 「世界を旅する音楽」の最終回がけやきホールで開かれました。私は昨年、夏にバンドウーラ奏者 カテリーナさんのコンサートをプロデュースしました。今回のコンサートはお姉さんのナターシャさんが出演されました。水晶…

NO.127 しぇあひるずヨコハマと ゆずりは

私が暮らした家の内部解体が始まりました。 解体してみたら、60センチも天井に空間があったことがわかりました。 半世紀前に建てられた三階建て鉄筋コンクリート造りで、三階が住居、一階、二階は当時しては珍しいメゾネットタイプの賃貸住宅です。 もう一棟…

NO.126 母の希いと息子の覚悟

「死んだら何を書いてもいいわ」母・萩原葉子との百八十六日萩原朔美著 本を整理していたら、この背表紙が目に飛び込んできました。 積読になっていた本です。とても、とても、気になって、お正月早々 読みました。 詩人 萩原朔太郎の長女である葉子と暮らし…

NO.125 2017年 希望の年に… 断捨離して始めましょう

2017年は穏やかな光に包まれて始まりました。 元旦は地元の洲崎神社とヨコハマの隠れた名所、 コットンハーバーに お散歩してきました。 一昨年は実父、昨年は義父と2年続いての喪中となり、今年は、そのお知らせさえも出しそびれ、いただいた方に寒中お見舞…

NO.124 追悼 渡辺和子先生 ピーマンの喩え

大晦日の朝、尊敬してやまないシスター渡辺の訃報を知りました。いつか、この日が来ると思っていましたが、本当に悲しいです。クリスマスを越して、ちょっと落ち着いたころ、神様は和子先生のこの世の使命をよしとされ、御許にお連れになったのだと思います…

NO.123 クリスマスおめでとう 星のかんむり 谷村みよ子

クリスマスおめでとうございます。 わたしの大好きな作家松谷みよ子さんの「星のかんむり」のお話を書きます。 イギリス、ロンドンに住むブラウンさんという大金持ちのおじいさんが亡くなりました。 教会や、貧しいひとたちのための施設や病院に、 いつもた…

NO.122  クリスマスキャロル  きよしこの夜 秘話

1818年クリスマス・イブの夜のことです。 オーストリア・チロル地方のオーベンドルフ村にある 聖ニコラウス教会のオルガンの音がまったく出なくなってしまいました。 オルガンの鞴がねずみにかじられてしまったのです。 困った助祭のヨゼフ・モールが歌詞を…

NO.121 地上最強の商人 オグ・マンディーノ

12月に入るとクリスマスイルミネーションが美しく町を飾り、 なんとなくウキウキしてくるはずなのに、先行きが不透明で、 活気イマイチの2016年。 サクラダファミリア イギリス ホークスヘッドの地区教会のステンドグラス でも、み子イエス・キリストの誕生…

NO.120 希望いっぱいの チャリティ⭐️望年会 に参加しました

先日、横浜 中華街 大珍楼新館にて行われてチャリティ⭐️望年会に参加しました。FBで知り合いお友達になった水口海さんが主催されている毎年恒例の会です。水口さんは東日本大震災復興支援を行なっている方々に敬意を感謝をもって、敬意を表しつつ継続的な復…

NO.119 オスカー・ワイルドとマリア・カラスとバイアグラ博士 ペール=ラシェーズ墓地(2)

「オスカーワイルドのお墓に行きたいかい?」と問われて、私はすぐに「はい、行きたい」と答えました。すると彼はにっこり笑って「ぼくはここの案内人、ちょうど時間があるから案内しよう」と言いました。私が1時間しかないことを伝えると、わかったよ。ショ…

NO.118 ショパンとペール=ラシェーズ墓地 (1) Cimetière du Père Lachaise

ペール=ラシェーズ墓地でもっとも景色の良い場所から 今日から師走。 気ぜわしい時ですが、もっとも美しい季節となりました。 さて、ペール=ラシェーズ墓地をご存知ですか? フランス、パリ東部にある広さ43ヘクタールという広さの墓地です。 私は墓地の近く…

NO.117 アルカサル 王城

フランス映画の後は中世スペイン歴史漫画、読破しました。 青池保子さんの「アルカサル 王城」です。 「ベルサイユのバラ」「エースをねらえ」は高校生の時にオンタイムで熱読しましたが、 滅多に漫画を読まない私ですが、これにはすっかりはまってしまいま…

NO.116 Elle s'en va

先日、お疲れモードの昼下がり、布団にくるまって コロコロしながら、「ミス•ブルターニュの恋」Elle s'en va という映画を見ました。 あらすじはざっとこうです。 フランスの片田舎の街で老いた母を抱え、女手一つでレストランを経営する69歳のベティ。 彼…

NO.114 JAERV at Yokohama & Asakusa

昨日は初雪が降りました。スェーデンでも記録的な雪が降ったとヨエルが会った日に話していたことを思い出しました。 来日前は彼らを イエルブ とグループ名で呼んでいましたが、一緒に行動していうちに ヨエル、ハロルド、アンダース、マルクス、トビアスと…

NO.113 JAERV MET THE TOKYO GIRLS

12日、下北沢音倉ではアコースティックで競演した新月灯花、この日は彼女たちのホームグランドできゃすちゃんねるの仕切りでのライブでした。 ライブをするということは簡単なことではなく、お客様がいなければ、どんなに良い演奏をしても虚しいものです。全…

NO.112 JAERV いわきへの旅

Jaerv がいわきに行って来ました。今回の来日目的の一つに東日本大震災の被災地訪問がありました。私は所縁のある福島県いわき市平で、ライブができるようにと準備を進めました。その私の思いを知って、The Queen のマネージャーのKさんが全面的に協力してく…

NO.111 哀愁と情熱のジプシーバイオリン 宮古 岩泉へ愛が届きますように

金曜日、Jaerv イエルブ の5人が来日しました。 昨日、元気に初日のコンサートを下北沢音倉でしました。 素晴らしい演奏にその場に居合わせた全員が感動しました。 音楽に国境なんてないと思いました。 イエルブのツアーが終わるとすぐに 次はハンガリーから…

NO.110 Breez from Yokohama 風 〜 ヨコハマから愛をこめて

JAERV 日本公演最終日は地元横浜、山手の横浜ユニオン教会ですることになりました。 スウェーデン大使館後援のコンサートです。 下北沢から始まり、西荻窪、池袋、いわき、渋谷(神泉)そして横浜。 こうしてみると、まるで最初から道ができていたように思えま…

NO.109 スウェーデン大使館後援コンサート

Jaervが来日して教会や学校の礼拝で音楽を通して奉仕したいということを初めて聞いたのは5月の連休前でした。なんとか実現できるようにと思っていました。教会の礼拝での奉仕がなかなか決まらず、コンサートがどこかでできれば良いと思うくらいでした。なか…

NO.108 田中屋さんとしぇあひるずヨコハマ

昨日、快晴のもと、孫娘の七五三のお祝いをしました。 お祝い膳を囲むお店をいくつか候補としてあげ、予約をしようとしましたが、お日柄良く、どこも満席。どうしようと思ったときに閃いたところが地元神奈川の田中屋さんでした。 叔母の結婚披露宴をしたと…

NO.107 MEET THE TOKYO GIRLS 11月14日 に何かが起こる…

11月14日の午前中、イエルブは捜真学院のチャペルの礼拝で演奏します。メンバーの二人はヨーテボリのバプテスト教会のメンバーです。小学生と中高生に分けて、 全校生徒の前で演奏とお話しをする予定です。そして夜は池袋ADMでライブをします。 スウェーデン…

NO.106 イエテボリから ようこそ 東京へ イエルブ日本ツアーの始まり

イエルブコンサートの告知をスタートしました。告知に必要なものはポスターとフライアーです。一度に6枚ものポスターを作ることになったのだから、さあ大変。 アートディレクターの腕の見せどころとはいえ、今回、多大な負荷をかけてしまいました。ど素人の…

NO.105 浄土ヶ浜 ウミネコと巡る島めぐり

浄土ヶ浜 ここはまるで浄土に導かれるような静謐な美しさに満ちています。 …宮古山常安寺七世霊鏡竜湖和尚(1727年没)が人里離れたこの地を訪れ、その美しさに驚嘆、あたかも極楽浄土が再現されたかのようだと七言絶句を詠み、これが浄土ヶ浜の名の起こりとも…

NO.104 宮古・岩泉から

宮古出身のバイオリニスト古館由佳子さんと ハンガリーのピアニスト、チェリストによる ジプシー音楽のコンサートを企画しました。JAERVが20日に帰国するその日に、 ハンガリーからお二人が来日されます。なんとも国際色豊かになってきました。 今年、台風10…

NO.103 秋晴れうさぎ山公園で遊んだよ

久しぶりに晴れ渡った土曜日、お弁当を持って公園に遊びに行きました。 岸根公園に行こうと思っていたけど出遅れて駐車場に入れなく、公園探してウロウロ。 うさぎ山公園に行きまた。これが大正解。 本命でなく、仕方ないなあ…と思うことがより良い結果を生…

NO.102 JAERV JAPAN TOUR 2016

日本語版 背景はスウェーデンの町 英語版 背景は日本の紅葉 「マリゴールドの魔法」第3弾のコンサート“Kaleidoscoph"《万華鏡》は昨日、無事終了しました。クラシック、ジャズ、フォーク、エンターテイメント、 ジャンルの違う音楽が出会い、まさに万華鏡の…

NO.101 若草物語と超絶主義 LIttel Women & transcendentalism

森の学校 オルコット父 エイモスが作った学校 オルコット家、オーチャードハウス 「若草物語」は私の大のお気に入りです。 お話しを書いた作家はルイザ・メイ・オルコット。 映画やアニメで人気を博した小説、みなさんよくご存知かと思います。 いつか「若草…

NO.100 アメリカで最も紅葉の美しい村 グラフトン

グラフトンのバプテスト教会 グラフトンの合同教会 今頃は私の一番苦手な時期です。夏生まれなので、夏が大好き。 夏の終わりは寂しくて、秋を簡単には受け入れられない…と思っていました。 でも、秋って味わい深いですね。色彩が一番美しくなる季節です。 …

NO99. 「TFC55 LEVEL III」& 「Kaleidoscop」

雅楽の東儀さんとバイオリンの古澤さん、アコーディオンのcobaさんの コンサートに行ってきました。 お囃子も雅楽も苦手…と避けてきた日本古来の音。最近、自分でコンサートを企画するようになって、 音楽に対する興味が変わってきました。クラシックはもと…

NO98.Island Dream Afternoon Tea with ANNA SUI

東京は御殿山東京マリオットホテルに行ってきました。いつからラフォーレはマリオットホテルになったの?と思いつつ、 品川からバス乗りました。大切なお友達のお誕生日会です。 「アイランドドリームアフタヌーンティー&カクテルwith ANNA SUI」大人気でな…

NO97.心のふるさと いわきへ いわき街中コンサート in Taira

新月灯花 いくつかのミッションを持って、昨日、いわきにとんぼ帰りで行ってきました。いわき平の街に音楽が溢れています。駅前、タクシー会社や銀行の駐車場、ホテルの前、あちこちの特設会場でプロ・アマ問わずのミュージシャンが音楽演奏や大道芸を繰り広…

NO96.三浦綾子「母」映画化

「母」という小説はご主人の三浦光世さんのたっての願いで執筆された本だそうです。共産主義者、プロレタリア文学の旗手と呼ばれる小林多喜二。彼のことを綾子さんはほとんど知らなかったので、最初は戸惑いますが、多喜二の母が受洗した人と聞いて、 同じ信…

NO95. お月見の夜に

横浜に生まれ育った私ですが、相鉄線沿線は運転免許試験場のある二俣川くらいまでしか行ったことがありません。 先日、「長屋門公園古民家」で行われたお月見朗読会に行く機会がありました。 さっそく、長屋門を調べてみると、建造は明治17~18年頃。長屋門…

NO94. 中丸校舎を失った時代を思う

日本が開国した後すぐに、 横浜に上陸したプロテスタントの宣教師は女子教育を充実させたいという思いで山手の丘に小さい私塾を開いていきました。 山手に開校したメリー・コルビースクールは 校名を変え、神奈川区中丸の丘に移転しました。私の母校は今年創…

NO93.人生の砂時計 さらさらと

初プロデュースコンサートが無事終わり、ホッとして横になり、気持ちよく目覚めた12日の朝、義父の訃報を受けました。 昭和3年生まれの義父は茨城県から東京に出てきて、持ち前の粘り強さで二つの会社を創業し、高度成長期に弾みをつけ、浅草に二つのビルを…

NO92. Kaleidoscope 万華鏡の世界へ

「マリゴールドの魔法」は子どもたちに夢と希望を与えたいという思い込めて立ち上げた小さな会です。7月31日に吉祥寺美容室BOP で第1回のコンサートを始めました。 いつ、どこで、何をするということあっという間に決めて、6月から始動しました。 大概、男は…

NO91.初プロデュースコンサート 終わり良ければ全てよし

9月11日、初プロデュースコンサート“HARMONY ”が無事終わりました。プロデューサーの役割もよく理解していないで走り出した私…走りながら考えてのランニング、コースアウトしそうになったり、減速したり大変でしたが、完走することができました。感謝。 前日…

NO.90 月兎耳の家 稲葉真弓さん 最後の小説

「私、人生をやり直したいと思ったことは 一度もない」 最期まで作家としての生を全うした 著者の息遣いが聞こえる遺作 2014年8月の終わりに逝去された 稲葉真弓さんの小説三編が刊行されました。 ダイヤモンド地下街有隣堂で目に飛び込んできた帯に書かれた…

NO89. 世界一周学校開校式とファーストレディ

「世界一周学校開校式」が我が家の庭で行われました。主催者の中村雅人さんは世界中を回り、様々な経験を通して気づきました。「1人でも多くの人と共有して、もっと一人一人の可能性を広げていきたい。」「日本と世界を繋ぐようなことができたらいいな。」 …