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港も見える丘から

人生のゴールデンエイジにふと感じることを綴っていきます

NO.117 アルカサル 王城

文学

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フランス映画の後は中世スペイン歴史漫画、読破しました。

青池保子さんの「アルカサル 王城」です。

「ベルサイユのバラ」「エースをねらえ」は高校生の時にオンタイムで熱読しましたが、

滅多に漫画を読まない私ですが、これにはすっかりはまってしまいました。

昨年、スペインへカルメンの旅に出かけ、すっかり魅了されていましたところ、

先だって、FBのお友達がこの漫画を読んでからスペイン旅行にいらしたことを聞き、

ぜひ読みたいとお借りしました。

 

 

ちょうどJAERV TOUR の始まった時と重なり、読む時間もなくなってしまいました。

この2日間で13巻を完読。心はアルカサルへ飛んでいます。

この漫画は14世紀、戦国時代にあったイベリア半島を舞台に、

奔放な情熱と冷酷な策謀で「残酷王(エル・クルエル)」とも呼ばれた、

カスティリア王国の実在の王ドン・ペドロことペドロ1世の波乱の生涯を描いた作品です。

 

ドン・ペドロが父王からも母からも愛されることのない孤独な少年時代を経て、

数多くの強敵と脇役を交えて自国を強国にしてゆく姿が描かれています。

1983年『月刊プリンセス』で連載時開始。

最初はドン・ペドロの生まれた1334年から絶頂期の1364年までが描かれていて、

おおむね歴史に忠実な作品でした。一旦中断されて、2007年、24年後に完結しました。

プリンセスGOLD』に掲載された完結編では、

前編でドン・ペドロの凋落と1369年の死を、後編ではそれ以後を子や孫の時代である1388年までを描いています。

 

あらすじ 編集
主人公ドン・ペドロは、カスティリア王アルフォンソ11世と王妃マリアの嫡男として生を受けるが、母子共々、父王の愛を得られぬ幼少時代を過ごした。 父王が戦場で病死をすると、わずか15歳で即位することになるが、宰相に思うがままに操られる傀儡の王となる。この宰相を追放し、親政を行い始めるも、王侯貴族や実母の裏切りによって全ての権力を剥奪され、幽閉されてしまう。しかし仲間割れを起こした貴族を利用して権力を取り戻したドン・ペドロは、この経験を基に、決して裏切りを許さない専制君主となった。以降、武勇と知略を駆使して、庶兄で生涯の仇敵となるエンリケや近隣諸国との戦いを開始する。(Wikipediaより)

 

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この頃のイベリア半島カスティリアグラナダアラゴン、ナバーラ、という王国があり、
それぞれの王がイベリア半島の統一を目指して戦いに明け暮れていました。
ヨーロッパの歴史は戦争の歴史です。
政略結婚、裏切、 超某、暗殺、なんでもござれ。
主人公ドン・ペドロと庶子の兄エンリケとの生涯の戦いは読んでいて息苦しくなりました。
愛妾から王妃になったマリアとの純愛は少女漫画には欠かせない重要ファクター。


宝塚でもやっていたのですね。それも知りませんでした。

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昨年、訪れたアルカサルはそれはそれは美しい王城でした。
キリスト教イスラム教の融合。
カルメン物語に心を奪われて出かけて行きましたが、
この漫画も読んでから行けば、
もっともっと視点を広げてみることができたかもしれないと思いました。

 

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アルカサル 門

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塔からの景色

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世界一美人と評判のマリア様

 

 

スペイン、アンダルシア、情熱の国、

もう一度行きたいと … と最後のページを閉じてふと思いました。

この場を借りて全13巻を貸してくださったY様にお礼を申し上げます。

ありがとうございました。

 

Y様から家系図をいただきました。

ヘンリー8世とカタリナが結婚し、その娘がメアリ1世。

エリザベスとイングランド女王をかけて争うメアリ。

スペイン無敵艦隊はエリザベスに敗北し、スペインは覇権を失っていきます。

視点が広がりました。

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女性はマリアとカタリナという名前が多いですね〜。

漫画で学ぶ歴史。面白いです。