港も見える丘から

人生のゴールデンエイジにふと感じることを綴っていきます

NO.154 宮沢賢治とタッピング宣教師夫妻

台風19 号は甚大な被害をもたらしました。 亡くなられた方の御霊が安かれと祈ります。 今なお不便な生活を強いられていらっしゃる方々が 1日も早く平常に戻れますようにと祈ります。 台風の翌日、澄み切った青空に浮かぶ 富士山の姿は雄大でした。 自然は豊…

NO.153. 『中島敦展』〜魅せられた旅人の短い生涯

2019年10月12日 未曾有の大型台風 第19号 ハギビスが接近しています。 前回の台風15号ではここでも木が折れるなどの被害が出ました。 人間の手に負えない大きな自然の力を見せつけてられる思いです。 台風の前の静けさの中で、一人の天才作家に思いを寄せま…

NO.152 直木賞受賞作『銀河鉄道の父』

風も涼しくなって、読書の秋、 勧められた門井慶喜著『銀河鉄道父』を読み終えました。 宮沢賢治の誕生から死に至るまでの短いけれど、 父、政次郎に深く愛された生涯を描いた感動作です。 宮沢賢治は1896年8月27日、岩手県花巻市で 父宮澤政次郎、母イチの…

NO.151 映画『天才小説家の妻』 妻って何かしら…

ずっと見たいと思っていた映画『天才小説家の妻 40年目の真実』がツタヤディスカスから届き、早速、観ました。 2017年製作この映画は、スウェーデン、イギリス、アメリカ合衆国の合作で、 主演はグレン・クロース。 グレン・クロースといえば、なんといって…

N0.150. 映画『人間失格』と小説『恋の蛍』

蜷川実花監督 小栗旬主演『人間失格 太宰治と3人の女たち』を観てきました。 実は太宰治を私は好きではありません。 地主のボンボンに生まれながら、心中相手を死なせながらオメオメ生き延び、 メソメソして妻や愛人に甘えてばかり… プロレタリア文学の旗手…

NO.149 映画 “インドシナ ”

ベトナムから帰って一週間が経ち、日常生活に戻っていたところに、 ツタヤディスカスから“インドシナ”のDVDが届きました。 カトリーヌ・ドヌーブ主演1992年公開の映画です。 全編ベトナムでにロケをした大作。 49歳のカトリーヌ・ドヌーブ、美しいです。 ネ…

NO.148. 大人の文学『赤毛のアン』

〈写真は朝日の当たるグリーン・ゲイブルズ 私が撮影しました。 そしてプリンスエドワード島の地図 小さく見えますが島の東西は200キロ。思うより大きな島です。) 「赤毛のアン」 著者はL M モンゴメリ。 本名はルーシー・モード・モンゴメリです。 (大ベ…

NO.147「赤毛のアン」全文訳 訳註付 刊行されました!

文春文庫「赤毛のアン」シリーズの第1巻「赤毛のアン」が7月に刊行され、 9月に続いて第2巻「アンの青春」が発売されました。 昨日、神田神保町三省堂書店で翻訳者松本侑子先生の 〜謎とき「赤毛のアン」〜というタイトルのトーク&サイン会が開催されました…

NO.146. スパ天国ハノイ 後編

ハノイ行きが決まってすぐに、どこのスパの予約をしようかと、 ガイドブックとWEBで調べました。 そして、「ここしかない!」と決めたスパが 「ソフィテルレジェンド・メトロポールハノイ」内にある「ル・スパ」でした。 フランス植民地時代のフレンチコロニ…

NO.145 スパ天国 ハノイ 前編

海外旅行の楽しみは「異国の文化触れる」「美しい景観を見る」 「美味しいものを食べる」「お買い物をする」などありますが、 私の大きな楽しみは地元スパ体験をすることです。 ハノイはスパ天国です。 街角にある格安な足裏マッサージから高級スパまで色と…

NO.144 ハノイ大聖堂(聖ジョセフ大聖堂)のミサ

ベトナムのキリスト教徒は10%で、 ほとんどがカトリック教徒です。 ハノイ大聖堂はパリ、ノートルダム寺院に似て、二つの塔を持つ、ネオゴシック様式で フランス軍に占領された1882年に建設が始まり1888年に完成しました。 ベトナムとインドシナの守護聖人、…

NO.143 ハノイ 夕食なに食べる?

最初の夜はゴージャスなルーフトップレストランで有名な パンパシフィックホテル〈THE SUMMIT 〉行くことを決め、 日本で予約を取りました。 暮れなずむ5時から、タイ湖に夕日が落ちていく マジックアワーにうっとりしながらのひととき。 テラス席の角席は期…

NO.142 世界遺産ハロン湾クルーズの魅力

ハノイからバスで3時間ほど北上しすると世界遺産ハロン湾につきます。 以前は4時間以上かかったそうですが、2ヶ月前に高速道路が開通し、 時間が大幅に短縮したそうで、快適なツアーでした。 43,400ヘクタールにも渡る広大なエリアに、石灰岩からなる大小1…

NO141 Grab Taxi 超便利

ノイバイ国際空港からハノイ市内へのアクセスはタクシー、 ミニバス、ホテルのピックアップ、エアポートリムジンバス、 そして86番バスという方法があります。 一人旅の時は必ずホテルからお迎えを頼んでいましたが、 今回は頼もしいかこちゃんがついていま…

NO.140 新たな旅の始まりはハノイから

2017 年3月20日に「君はどこにいるの」を書いて、 私のブログはお休み期間に入りました。 あれから私はどこにいたのでしょう… 4月にシェアハウスをオープンし、新しい入居者さんとの出会い、 食事の提供、 自宅の売却などで、目紛しい毎日を過ごし、 私の生…

NO.139 君はどこにいるの

「君はどこいるの」 時は昭和39年、東京オリンピックを控え、右肩上がりで沸き立っている時代。妻に先立たれ作家の藤沢省二郎は、すみ慣れた邸宅を売り払い、 鎌倉にこじんまりとした平屋に移り住みました。 一人娘のみことお手伝いのきよと3人が暮らしてい…

NO.138 いわき復活への道

東日本大震災から6年の歳月が流れました。まるでもう復興されたいるかのように思い込もうとしてもまだまだ道のりは険しいものがあります。 もともと過疎化が進んでいて、諸問題が山積している地域が根こそぎ生活基盤を失ったのです。 復興 reconstruction と…

NO.137 耳が痛い話し…と月夜のノクターン

ピアニストの久元祐子さんのブログをいつも楽しみにしています。先日は“ショパン@なんば”というテーマのブログで、YAMAHAなんば店サロンでのショパン講座のことを書かれていました。ショパンの愛した楽器プレイエル、その柔らかなピアニッシモやふわりと残響…

NO.136 にっぽんよ にっぽん ドドンガドン

…………テレビのせいである。と、唐突に書く。すべてがテレビのせいでないにしても、99パーセントは、テレビのせいなのだ。テレビが人間を“思うままにもてあそん”でいる。そうするために、私は三十年近くテレビの仕事をした。日本と日本人を手玉にとるために、…

NO.135 冬来たりなば春遠からじ

3月 弥生に入りました。 来月、グランドオープンを迎えるしぇあひるずヨコハマですが、二つの建物を同時にリノベーションするというのは想像以上に困難なことが多く、気の休まることはありません。 工事が始まってから、のべ700人の方々が作業をしてくださっ…

NO.134 横浜育ちの閨秀作家 ささきふさ

自由学園父母会でご一緒だった尊敬する先輩のEさんが、 「昭和前期女性文学論」に論文を発表されました。 《ささきふさ「春浅く」と「ある対位」ーモダニズムとフェミニズムの視点から》 というものです。 この論文を書かれる経過を聴いていた私は、 謹呈の…

NO.133 和をもって尊しとなす

今年度から確定申告にマイナンバーが義務付‼︎ いつの間に⁉︎ と驚きました。 私はマイナンバーカードを持っていないし、通知書さえ手元にありません。 あの頃、父の看取りで家にいることがなく、通知書さえ受け取れず、そのままに… 国民全員にナンバーを振る…

NO.132 チャリティーコンサート In 建長寺

北鎌倉から鎌倉へ向かう道に鎌倉五山第一位臨済宗建長派大本山建長寺があります。 1253年に宋から来日していた高僧・蘭渓道隆を招いて建立した最初の禅寺です。けんちん汁の始まりの禅寺と言ったら親しみがわくでしょうか。 先日、建長寺本堂でチャリティー…

NO.131 「母」いよいよ上映です

プロレタリア文学の旗手と呼ばれた小林多喜二の母小林セキの一生をプロテスタント作家三浦綾子が描いた小説「母」その映画を観てきました。 監督は御年85歳の最高齢女性監督 山田火砂子さんです。山田さんは知的障害をもったお子さんを育てられました。社会…

NO.130 沈黙 Silence の衝撃

スコセッシ監督「沈黙」を観てきました。 私の想像より、ドライな映画という第一印象を持ちました。また、日本では描けない視座だと思いました。 折しも本日 、大阪城ホールで高山右近列福式が行われます。 時の移り変わりを感じます。 映画内容でなく、私の…

NO.129 子どもへ期待するもの

【子どもにとって親の期待とは何か】 『父母であること』 あなたは子どもたちに愛を与えることはできるがあなたの ものの考えを 与えることはできないなぜなら子どもたちは 子どもたち自身のものの考え方を持っているのだから あなたは子どもたちのからだを…

NO.128 吟遊詩人の旅 ウクライナの音楽と文学

昨夜、JASRAC 日本音楽著作権協会主催 「世界を旅する音楽」の最終回がけやきホールで開かれました。私は昨年、夏にバンドウーラ奏者 カテリーナさんのコンサートをプロデュースしました。今回のコンサートはお姉さんのナターシャさんが出演されました。水晶…

NO.127 しぇあひるずヨコハマと ゆずりは

私が暮らした家の内部解体が始まりました。 解体してみたら、60センチも天井に空間があったことがわかりました。 半世紀前に建てられた三階建て鉄筋コンクリート造りで、三階が住居、一階、二階は当時しては珍しいメゾネットタイプの賃貸住宅です。 もう一棟…

NO.126 母の希いと息子の覚悟

「死んだら何を書いてもいいわ」母・萩原葉子との百八十六日萩原朔美著 本を整理していたら、この背表紙が目に飛び込んできました。 積読になっていた本です。とても、とても、気になって、お正月早々 読みました。 詩人 萩原朔太郎の長女である葉子と暮らし…

NO.125 2017年 希望の年に… 断捨離して始めましょう

2017年は穏やかな光に包まれて始まりました。 元旦は地元の洲崎神社とヨコハマの隠れた名所、 コットンハーバーに お散歩してきました。 一昨年は実父、昨年は義父と2年続いての喪中となり、今年は、そのお知らせさえも出しそびれ、いただいた方に寒中お見舞…