港も見える丘から

人生のゴールデンエイジにふと感じることを綴っていきます

映画

NO.202 《ヴァイオレット・エヴァーガーデン》

2度の公開延期となっていた 京都アニメーションの新作映画『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』が、 昨日18日、全国の劇場で公開初日を迎えました。 コロナ自粛期間、私はTSUTAYAディスカスでDVDをジャンルを問わず借りまくり、 毎日何時間も映画見ていまし…

NO.189 わたしの若草物語

じいっと、封切りを待っていた映画 「ストーリー・オブ・マイライフ〜わたしの若草物語」を 観てきました。 映画館はソーシャル・ディスタンスを確保するべく、 座席は一席ずつ空席となっていました。 映画の 原作“Little Women “ は1868年にルイーザ・メイ…

NO.187 《あの日のオルガン》

緊急事態宣言も解除され、少しづつ日常生活が戻っていきますが、 もう元通りにはならないのではと、つい、ふと思ったりします。 そんな悲観的な思いを打ち消す勇気は、 時として小説や映画から与えられます。 その一つがこの『あの日のオルガン』です。 『あ…

NO.186 《ガーンジー島の読書会の秘密》

お友達から話を聞き、ずっと行きたいと願っているイギリスガーンジー島。 その島が舞台の映画ですから、 ずっと気になっていた映画をTSUTAYAディスカスでやっと見ることができました。 原題は“The Guernsey Literary and Potato Peel Pie Society” 舌を噛み…

NO.179 《海と毒薬》と井上陽水

ツタヤディスカスから届いた「海と毒薬」を観ました。 原作は1957年に発表された遠藤周作の小説です。 高校時代、開局して間もないTVK 神奈川テレビの 公開収録に行った時のことでした。 モジャモジャ頭の兄さんと目が合いました。 収録を観に来ていたお客さ…

NO.173映画『レベッカ』ヒッチコック監督の名作

このところ連日、テレビでもSNSでも、 「新型コロナウィルス感染関連」について話題ばかりで、 必要なことが隠されてしまっているような気がして、 気が滅入ってしまいそうなので、 Amazonプライムで映画やアニメを観る時間が増えています。 雨模様で、家に…

NO.172 映画「僕はイエス様が嫌い」なるほどね!

昨年 公開された映画「僕はイエス様が嫌い」 この衝撃的なタイトルに引き寄せられながら、 残念にも劇場で観ることができませんでした。 リクエストしていたDVDが ツタヤディスカスから、実にタイムリーな 暇な日々に、届きました。 まずは、あらすじです。 …

NO.166 映画《ジョジョ・ラビット》ネタバレを含みます

「観たいと思う映画を何でもいいわよ、」とお友達に誘われ、 大喜びでリクエストした映画が《ジョジョ・ラビット》でした。 昨日、映画館で観てきました。 感動いっぱいなので、昂奮のあまりネタバレを含む感想になってしまいますので、 これからご覧になる…

NO.159 《ブラザーサン シスタームーン 》

カトリック教会第266代ローマ教皇フランシスコがい本日、いよいよ来日されます。 アルゼンチン出身の82歳のフランシスコ教皇様が広島・長崎を訪問され、 何を語られるか、興味が尽きません。 まさにこの時、ツタヤディスカスから 『ブラザーサン シスターム…

NO.155 『第三夫人と髪飾り』 〜籠の鳥は飛び立たったのでしょうか〜

『第三夫人の髪飾り』を渋谷Bunkamura ル・シネマで鑑賞しました。 終演後、上野千鶴子先生のトークショーがあると知り、2列目の真ん中の席を予約し、映画の予習もして、意気揚々と出かけてゆきました。 上野先生とは何度か視線が合う近さでトークを聞くこと…

N0.150. 映画『人間失格』と小説『恋の蛍』

蜷川実花監督 小栗旬主演『人間失格 太宰治と3人の女たち』を観てきました。 実は太宰治を私は好きではありません。 地主のボンボンに生まれながら、心中相手を死なせながらオメオメ生き延び、 メソメソして妻や愛人に甘えてばかり… プロレタリア文学の旗手…

NO.149 映画 “インドシナ ”

ベトナムから帰って一週間が経ち、日常生活に戻っていたところに、 ツタヤディスカスから“インドシナ”のDVDが届きました。 カトリーヌ・ドヌーブ主演1992年公開の映画です。 全編ベトナムでにロケをした大作。 49歳のカトリーヌ・ドヌーブ、美しいです。 ネ…

NO.131 「母」いよいよ上映です

プロレタリア文学の旗手と呼ばれた小林多喜二の母小林セキの一生をプロテスタント作家三浦綾子が描いた小説「母」その映画を観てきました。 監督は御年85歳の最高齢女性監督 山田火砂子さんです。山田さんは知的障害をもったお子さんを育てられました。社会…

NO.130 沈黙 Silence の衝撃

スコセッシ監督「沈黙」を観てきました。 私の想像より、ドライな映画という第一印象を持ちました。また、日本では描けない視座だと思いました。 折しも本日 、大阪城ホールで高山右近列福式が行われます。 時の移り変わりを感じます。 映画内容でなく、私の…