港も見える丘から

人生のゴールデンエイジにふと感じることを綴っていきます

NO1.春の歌

桜も咲きそろい、春本番。新年度始まりました。

大きな希望で胸を膨らませ、小さな不安を心に隅において、新しいスタートを切ったたくさんの人達がいることでしょう。

わたし今日からブログを始めます。

今さらブログ?時すでに遅し?と思われそうですが、小さな時から日記をつける習慣があったわたしはずっとブログしたいと思っていました。

今夜は春といえば思い出す音楽はメンデルスゾーン『無言歌集』《春の歌》です。

わたしが小学校に上がった年の春、我が家にビクターのステレオが届きました。
瀬戸物の犬の置物と一緒に付いてきた一枚の試聴用レコード、わたしはこのレコードは自分でかけていいと言われ、針を落とす練習をしました。

一曲目は宮城道雄《春の海》
次はコンスエロ・ベラスケス《ベサメムーチョ
最後がフェリックス・メンデルスゾーン《春の歌》

わたしは《春の歌》を初めて聴いたとき、なんて綺麗な曲だろうと心奪われました。
この曲だけを何度も聴きたいと思ったけれど、三曲目の溝に針を落とすことできず、いつも最初の《春の海》から聴きました。
自分で意識して好んで聴いたクラシック音楽の最初の曲でした。

昨年、ライプツィヒにあるメンデルスゾーンの家に行きました。
彼はf:id:tw101:20160402205708j:plainユダヤ人であったため、ヒットラーによって彼の音楽は葬り去られた時代もありましたが、メンデルスゾーンは素晴らしい音楽家でありました。
当時、人びとから忘れられていたヨハン・セバスチャン・バッハに光をあて、聖トーマス教会前に銅像建てました。

《春の歌》は『無言歌集』の中でも最も有名な曲で、わたしもピアノで随分と練習しましたが、装飾音は難しくて、上手に弾くことができず、もっぱらリスナーです。
いわき駅では発車メロディーに使われていると知って、ちょっと驚きました。


どうしてこの曲なのか、ご存知な方、教えてください。

今日から始めたブログ、まだまだ体裁も整っていませんが、初めの一歩。
どうぞ、よろしくお願いします。






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