港も見える丘から

人生のゴールデンエイジにふと感じることを綴っていきます

NO. 62 セントポール大聖堂の聖日音楽礼拝

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6月最後の聖日

英国国教会 セントポール大聖堂の礼拝に出ました。

Sung Encharist という音楽礼拝です。

11時、荘厳なパイプオルガンの前奏曲が鳴り響き、

聖歌隊と司祭のみなさんが入場されました。
なんとオーケストラの演奏もある礼拝です。
本日はモーツァルトKV167 聖三位一体祝日 ミサハ短調 が捧げられました。

 

故ダイアナ妃の結婚式が行われたセントポール大聖堂。

EU離脱が決まった後の国教会の礼拝、どんな説教になるのかと
耳をそばだてて聞き入りましたが、
残念ながら、マイクを通しての英語は聞き取りにくく、
半分もわかりませんでした。

パウロがガラテヤの人たちに宛てた手紙から
キリストによる平和を説いていました。

 

ガラテヤ人への手紙 5章
5:1 この自由を得させるために、キリストはわたしたちを自由の身にしてくださったのです。

だから、しっかりしなさい。奴隷の軛に二度とつながれてはなりません。

 

5:13 兄弟たち、あなたがたは、自由を得るために召し出されたのです。

ただ、この自由を、肉に罪を犯させる機会とせずに、愛によって互いに仕えなさい。
律法全体は、「隣人を自分のように愛しなさい」という一句によって全うされるからです。
だが、互いにかみ合い、共食いしているのなら、互いに滅ぼされないように注意しなさい。
わたしが言いたいのは、こういうことです。霊の導きに従って歩みなさい。

そうすれば、決して肉の欲望を満足させるようなことはありません。
肉の望むところは、霊に反し、霊の望むところは、肉に反するからです。

肉と霊とが対立し合っているので、あなたがたは、自分のしたいと思うことができないのです。
しかし、霊に導かれているなら、あなたがたは、律法の下にはいません。
肉の業は明らかです。それは、姦淫、わいせつ、好色、偶像礼拝、魔術、敵意、争い、そねみ、怒り、利己心、不和、仲間争い、 ねたみ、泥酔、酒宴、その他このたぐいのものです。

以前言っておいたように、ここでも前もって言いますが、このようなことを行う者は、神の国を受け継ぐことはできません。
これに対して、霊の結ぶ実は愛であり、喜び、平和、寛容、親切、善意、誠実、
柔和、節制です。これらを禁じる掟はありません。
キリスト・イエスのものとなった人たちは、肉を欲情や欲望もろとも十字架につけてしまったのです。わたしたちは、霊の導きに従って生きているなら、霊の導きに従ってまた前進しましょう。

 

 

聖餐式に預かりました。

長い列ができて、一人ずつ、パンとぶどう酒をいただきました。

ぶどう酒は林檎酒のような色でしたが、本物のワインでした。

 

聖餐式も含めて1時間半の礼拝が終わり、
最後に メンデルスゾーンのプレリュードとフーガ ハ短調が演奏されました。

パイプオルガンの音が大聖堂の上に上がって行き、

神へ栄光を示し、神の祝福と共に心に降ってきたような気がしました。

 

礼拝堂に葬られている ターナー、ネルソン提督、ヘンリー・ムーアの
お墓の墓碑を読みながら、ゆっくり見ていたら、

クローズドの時間になりました。
貴重な経験でした。

 

 

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セントポール大聖堂から歩いて橋を渡るとテートモダン。

伝統と文化に裏付けされた英国の一面を見ることができました。

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