港も見える丘から

人生のゴールデンエイジにふと感じることを綴っていきます

NO.113 JAERV MET THE TOKYO GIRLS

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12日、下北沢音倉ではアコースティックで競演した新月灯花、
この日は彼女たちのホームグランドで
きゃすちゃんねるの仕切りでのライブでした。

ライブをするということは簡単なことではなく、
お客様がいなければ、
どんなに良い演奏をしても虚しいものです。
全く無名のJAERVを観にきてくれるお客様はまだいません。
新月灯花のキャスが救いの手を差し伸べてくれました。
集客の心配がいらないライブは私にはありがたく、
キャスが女神に思えました。

 

対バンも考えてくれて、トップにはアイリッシュスタイルの韓流セレブレイト
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抜群のセンスを持つJOSYと個性派が揃いました。
熱気に包まれ、オールスタンディングで盛り上がるステージ。

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そしてJAERVが登場しました。
なんとなく空気感が変わります。
私はドキドキしてきました。

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ちょっと場違い?イエルブ大丈夫?とふと思いました。
ところが、そんな心配はすぐに飛んでいきました。

イエルブの音楽にロックファンが身を委ねて聞き入っていくのが
よくわかりました。
初めての感覚、
これはいったいなに?

拍手は次第に大きくなっていきます。
なんか楽しくなっていきます。

春になり、雪解けして、生命が芽吹くとき、
誰かに大切にされて、心からありがとうと言いたいとき、
そんな時に感じるウキウキ感、
明るい未来への希望、
そんな思いが心に浮かんでくるのです。

 

イエルブの演奏はそこにいた全ての人の心に届きました。
彼らの音楽はどこにおいても

子どもたちから年配の方まで、
男女も問わず、
好みの音楽のジャンルを超えて…

ダイレクトに届きます。

 

なぜ?
イエルブは自分たちの個性をきちんと持っているから、
モノマネでないから、
どんな状況でも
どんな場所でも
自分の音を楽しんでいるから…

みんなで音を重ねて、一緒に音楽を楽しもうね、
彼らの メッセージは私の心に響きます。

 

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この夜、ツイッターJAERV のことが飛び交いました。
日本で最初に表に出た夜でした。

JAERV met Tokyo Girls

 

68年ぶりのスーパームーン
アダムで起こった奇跡…
マリゴールドの魔法がかかった夜。

 

 

今朝、福島いわき市で震度5の地震がありました。
新月灯花のキャスは真っ先にいわきの子どもたちのことを思ったことでしょう。
本気で福島の子どもちのために、何度もいわきを訪れている彼女たち。
いわき街中コンサートで新月灯花に出会い、
新月灯花に魅せられたKディレクターは自分の命同様に大切にしていた
ギターを無償で譲ってしまいました。

 

山崎優子   '65 Vox Spider Ⅵ(ベース)

キャス   '56 Gibson Les Paul jr.
中野裕子   '68 Gibson SG Special
田中美知子   '67 Gibson Firebird

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ギタリストがギターを譲る?

最初は冗談かと思いました。でも本気でした。

弾かない自分が持っているより、

新月灯花に弾いてもらった方がいいのさ。とか言って。

きっぱり譲ってしまいました。

 

 

そして、彼女たちの本気さにイエルブも惚れ込んでしまいました。

ハロルドは翌日もアダムに行き、キャスと話しをしました。
言葉の壁は問題ではありません。

伝えたいことを明確に持っているもの同士、
お互いに尊敬しあえる音楽の共鳴。

私はとても感動しました。

 

JAERV HAS MET THE TOKYO GIRLS

 

確かに彼らは出会いました。
そして、新たな何かが始まりました。
何が出来上がっていくか
それを作るのはあなたかもしれません。