港も見える丘から

人生のゴールデンエイジにふと感じることを綴っていきます

NO.120 希望いっぱいの チャリティ⭐️望年会 に参加しました

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先日、横浜 中華街 大珍楼新館にて行われてチャリティ⭐️望年会に
参加しました。
FBで知り合いお友達になった水口海さんが主催されている
毎年恒例の会です。
水口さんは東日本大震災復興支援を行なっている方々に
敬意を感謝をもって、敬意を表しつつ
継続的な復興支援の啓蒙活動に取り組んでいらっしゃる素敵な方です。

 

私が2011年10月11日にFBというSNSを始めたのも、

復興支援の輪をつなげていきたいと思ったからで、
水口海さんとの出会いは大きな恵です。

大珍楼さんの美味しい 中華料理や
蔵元さんの美酒を堪能できることも魅力です。

今回はジャパン・プラットフォーム の阿久津氏がー
〜今後の災害に向けて、地域はどのように力をつけていくべきか〜
という活動報告をされましたが、大変印象に残りました。

内容は東日本大震災から5年9ヶ月・・・来るべき国内災害に向けて〜
地域はどのように力をつけていくべきか〜

1. 震災関連死などの課題にどのような予防策が必要か
2.今後、熊本において予測できる課題を東北の被災地からどう学ぶのか
3.今後起こりうる大きな国内災害に向けて
地域はどのように力をつけていくべきなのか

という講演内容でした。

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これまでの海外支援の豊富な実践からこれからどうなるか予測しての課題は説得力がありました。
東日本大震災復興支援では
初動対応として避難所で炊き出しや傾聴という支援活動をして、
特に高齢者、女性、子ども、障がいを持った方々という災害弱者への配慮をする。
この場合の担い手は個人ボランティアでした。
これからは地域経済復旧.復興支援として生業支援/ 地域ブランドの創出、
地域の文化保存、防災計画策定 、地元主導の自立的復興へがかだいで
担い手は社協・自治会、地元企業になっていきます。

東日本大震災の震災関連死は避難所から仮設へと移動後、
孤独感を感じ、福島では震災関連死が2000人と言われています。


そこで大切なのがセーフネットの構築です。
集会所、お茶飲み会、イベントなどのコミュニティ形成を支援していくことが
大切です。
熊本気質は人の世話 にならないというお国柄、
セーフネットやコミュニティ形成を支援するNPOが少なく、
地域と行政を結ぶ中間支援団体もほとんどないそうです。
熊本に限らず、地元の人材育成とNPOや 中間支援団体の組織基盤強化が
必要になってきます。
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そうです。やはり、人との繋がりがとっても大事なのです。
国は悲しいかな、守ってくれません。
まずは自力で生き延びること。

そして、なんとか 知恵を合わせて、隣近所で生き延びることです。

2011年10月、私は塩釜の寒風沢島で一軒しかないよろず屋さんをしていた方と知り合い ました。
津波がくるとわかったとき、彼女はお店にあるありったけの食料を車に積み込み
島の真ん中にある高台に避難しました。
このとき、島の消防団の人たちは会合で塩釜の街にいたのですが、
どこに誰が住んでいるか、どんな状態でいるか、
みんな知っていたので、一人が一人というようにお年寄り避難されました。
島では一人も犠牲者が出ませんでした。
救助が来たのは一週間後でしたが、食料を持って逃げたので
みんな生き延びることができました。

この話を聞いたとき、コミュニティの力の強さが鍵だと思いました。
避難所もまとめる人の資質によって大きな違いがでることも聞きました。
リーダー作りは重要課題です。

もう一つ、地域ブランド創出。
この日、私が着ていった黒のワンピース。
腰の左右にリボンがついています。
ここに、宮古の裂染の赤いくるみボタンをつけてみました。
そして、ネクタイから作ったネックレスをつけました。
赤玉がクリスマスっぽいです。
これなら、金属アレルギーの私でも安心。
なんとか地味ブランドとして全国展開できないかといつも考えています。

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東日本大震災から6年を迎えていくとき、

風化していくことが一番恐ろしいです。

こういう時こそ、手を取り合って、支援を続けて行きたいと思いました。

そして、また、不思議なご縁が繋がっていきました。

ニコンサートは友人のミュージックベルでした。

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私が取り組んでいるマリゴールドの魔法、
そしてしぇあひるずヨコハマ、この二つはもしかしたら、
これからの時代をいきぬく 羅針盤のある部分を担えるかもしれないと
ふと、思いました。