ハノイからバスで3時間ほど北上しすると世界遺産ハロン湾につきます。
以前は4時間以上かかったそうですが、2ヶ月前に高速道路が開通し、
時間が大幅に短縮したそうで、快適なツアーでした。
43,400ヘクタールにも渡る広大なエリアに、石灰岩からなる大小1,600もの島々がそそりたつ、
神秘的な景観が楽しめます。
曇り空や雨模様の時は、水墨画の世界となり、より美しいですよ…と
どなたかのブログで読みましたが、晴れ女、
青空に広がる「海の桂林」は息を飲む美しさでした。
数ある中から選んだツアー会社は‘GENESIS ’
オプションツアーは現地で英語ツアーにするのが、私のやり方ですが、
かこちゃんは担当者と値段交渉を続け、89ドルを85ドルに値下げし、
なおかつ、よりプライオリティの高いツアーにしました。凄腕です。
ハロンという地名に秘められた伝説があります。
……むかし、むかし、隣の大国、中国から、度重なる侵略を受けていた時代、
この地に龍の親子が降り立ち、口から炎を吹いて、
敵を滅ぼし、さらには、吹き出した宝玉が冷えて、数々の奇岩となり、
海面に突き刺さり、長きに渡って、外敵の侵入を阻止しました。
そうして、この地は降りるという意味のハと龍のロンで
ハロン「降り立つ龍」と呼ばれることになりました。
総勢15人の国籍はUK、インド、アメリカ、フィリピン、
韓国、ドイツ、日本の7か国。ガイドのベトナムで8か国でした。
船に乗るまえに「ハロン湾パールセンター」に立ち寄りました。
なんと、かの有名な真珠翁御木本幸吉氏がここでの真珠養殖を完成させたそうです。
ガイドブックには記述もなく、日本人の姿も見えません。
船着場であったJTBツアーの方に聞いたところ、
ツアーには含まれていないそうでした。
ちょっと驚き‼️
鳥羽と姉妹都市になってもいいと思えるパールセンターでした。
さて、クルーズメンバーと一緒に食事をとり、
アクティビティをし、お茶を飲み、
語り合ううちに、すっかり打ち解けていき、
お誕生日のインドの方をお祝いし、
フィリピンの姉弟さんとはFBでお友達になりました。
ベトナムの200,000ドン紙幣の裏の絵がここの場所です。
小さなバンブーボートに乗り換え、岩の向こうに行ってみました。
洞窟ツアーにも思い切って参加しましたが、絶景です。
夕方のお茶タイム
夕方、しばらく、静かな海面を渡る涼風に体と心を預け、
思いにふけっていました。
平和な美しい景観を眺め、心が平和になると、
言葉は通じなくても、幸せな気分になれ、
人と人の間に「平和」を作ることができると、思いました。