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港も見える丘から

人生のゴールデンエイジにふと感じることを綴っていきます

NO.82. エクソダス

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先日、還暦のお誕生日会をしていただきました。
お友達のお姉さまのカラオケもできるお店を貸切り、
生バンド付きという豪華さでした。

 

手作りのお料理やとれたての野菜は
どれも愛情のこもったもので、
とっても美味しくいただきました。

 

プロのボーカリスト声楽家、ギタリスト、

音楽を専門とする方々ばかりなので、
音楽性の高い歌合戦となり、
最高に楽しめました。

私はもっぱら聴き役です。

昭和歌謡からプレスリーまで、あらゆるジャンルの音楽を

心ゆくまで楽しみました。

 

圧巻は94歳のお母様が歌われた
酒と泪と男と女」でした。
カラオケで定番のこの歌、
これほど心に染みたことはありません。
背筋をシャンと伸ばして歌う姿は素敵です。

 

3歳の娘を残して婚家を出て、
のちに再婚。
一男を得るも、夫と死別。
生き別れた娘と数年前に再会。
今は家族三人で歌を歌う穏やかな日を過ごされています。

「88歳までは苦労の連続。
やっと楽になれたのよ。」

優しい眼差しで話してくれました。
辛い思いもされてきたのでしょう。
お母様の歌に言霊がこもるのは
一つひとつの思い出が込められているからでしょう。

 

人生、千差万別です。
与えられる状況はとても公平とはいえません。
なんで私がこんな目に遭うのかと
運命を嘆くときも多々あります。
一生は十分に長いわけではありませんが、
悲観するほど短くもありません。

笑って生きるか、文句を言って生きるか
それは自由です。

 

 

エクソダス出エジプト

モーセに率いられてエジプトから連れ出されたイスラエルの民は
神の御手に守られ紅海を渡りきり
追っ手から逃げ通しました。

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最初は解放された喜びに浸って
神に感謝しますが、
砂漠の旅は想像以上に過酷で
これならエジプトにいた方がましだった…
少なくとも飢えることはなかった…などと
不平不満を口にします。
そのうち、偶像まで作りだす始末。

 

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神は堕落した人間に10の約束を与えます。
それが「十戒」です。

 

エジプトから約束の地カナンは距離から言えば東京〜名古屋くらいらしいですが、
40年かけての移動でした。
あっちへウロウロ、こっちへウロウロ。

 

やがてエジプトから脱出した第一世代は死に絶えます。
モーセも約束の地に入ることはできませんでした。

出エジプトをしたイスラエルの民と自分を重ねて
感謝を忘れないで、生きていかなくてはと思います。

 

 

人生の長さでなく、深さをしみじみ思いながら、
今日も大切にしようと
蝉しぐれを聞きながら
ふと、思いました。