港も見える丘から

人生のゴールデンエイジにふと感じることを綴っていきます

2016-09-01から1ヶ月間の記事一覧

NO96.三浦綾子「母」映画化

「母」という小説はご主人の三浦光世さんのたっての願いで執筆された本だそうです。共産主義者、プロレタリア文学の旗手と呼ばれる小林多喜二。彼のことを綾子さんはほとんど知らなかったので、 最初は戸惑いますが、多喜二の母が受洗した人と聞いて、 同じ…

NO95. お月見の夜に

横浜に生まれ育った私ですが、相鉄線沿線は運転免許試験場のある二俣川くらいまでしか行ったことがありません。 先日、「長屋門公園古民家」で行われたお月見朗読会に行く機会がありました。さっそく、長屋門を調べてみると、建造は明治17~18年頃。長屋門と…

NO94. 中丸校舎を失った時代を思う

日本が開国した後すぐに、 横浜に上陸したプロテスタントの宣教師は女子教育を充実させたいという思いで山手の丘に小さい私塾を開いていきました。 山手に開校したメリー・コルビースクールは 校名を変え、神奈川区中丸の丘に移転しました。私の母校は今年創…

NO93.人生の砂時計 さらさらと

初プロデュースコンサートが無事終わり、ホッとして横になり、気持ちよく目覚めた12日の朝、義父の訃報を受けました。 昭和3年生まれの義父は茨城県から東京に出てきて、持ち前の粘り強さで二つの会社を創業し、高度成長期に弾みをつけ、浅草に二つのビルを…

NO92. Kaleidoscope 万華鏡の世界へ

「マリゴールドの魔法」は子どもたちに夢と希望を与えたいという思い込めて立ち上げた小さな会です。7月31日に吉祥寺美容室BOP で第1回のコンサートを始めました。 いつ、どこで、何をするということあっという間に決めて、6月から始動しました。 大概、男は…

NO91.初プロデュースコンサート 終わり良ければ全てよし

9月11日、初プロデュースコンサート“HARMONY ”が無事終わりました。プロデューサーの役割もよく理解していないで走り出した私…走りながら考えてのランニング、コースアウトしそうになったり、減速したり大変でしたが、完走することができました。感謝。 前日…

NO.90 月兎耳の家 稲葉真弓さん 最後の小説

「私、人生をやり直したいと思ったことは 一度もない」 最期まで作家としての生を全うした 著者の息遣いが聞こえる遺作 2014年8月の終わりに逝去された 稲葉真弓さんの小説三編が刊行されました。 ダイヤモンド地下街有隣堂で目に飛び込んできた帯に書かれた…

NO88. 8月のゴスペルコンサート

台風10号は甚大な被害をもたらし、尊い命が失われました。お一人おひとりこれまでの人生、想像できないですが、心が痛みます。ご冥福をお祈りします。 晴天に恵まれた8月最後の日、Pencil Bunch @ Motiom Blue Yokohama というゴスペルコンサートがありまし…