2020-01-01から1年間の記事一覧
真光寺観音堂 1289年7月中旬の頃、体調が悪化した一遍上人は死期を察して、 大和田泊(兵庫県神戸市)の観音堂(現在の真光寺)に入りました。 8月10日、「一代聖教みなつきて、南無阿弥陀仏になりはてぬ」と、 持っていた書籍を全て燃やしてしまいました。 そし…
2020年が静かに暮れていきます。 新型コロナ感染予防に明け暮れた1年でした。 取り巻く環境は大きく変わり、失ったものもありましたが、 人生の意味を省みる良い時間にもなりました。 一遍上人と運命的な出会いをした2020年晩秋、 GOTOトラベルを使い京都、…
NHK朝ドラ「エール」が佳境に入ってきました。 衝撃的な恩師藤堂先生の戦死が描かれた戦時下篇は 豊橋空襲で何もかもが瓦礫と化した焼け跡を彷徨いながら、 讃美歌「うるわしの白百合」を歌う薬師丸ひろ子さんのシーンが ハイライトとなりました。 モンペ姿…
昨日は「敬老の日」 朝晩に涼しい風も吹き、 待ちわびたお出かけをしたくなる思いは誰も同じ… 久しぶりに行楽地も賑わった一日でした。 渋滞する横浜新道を抜けて、藤沢遊行寺に行ってきました。 時宗総本山である遊行寺境内の北東に長生院という小さなお寺…
2度の公開延期となっていた 京都アニメーションの新作映画『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』が、 昨日18日、全国の劇場で公開初日を迎えました。 コロナ自粛期間、私はTSUTAYAディスカスでDVDをジャンルを問わず借りまくり、 毎日何時間も映画見ていまし…
善光寺本堂 一遍上人は善光寺参りの後に、叔父通末の供養をするために、 佐久小田切の里に行きました。 今回、私は逆ルートで佐久から善光寺へ行くことにしました。 「今日は善光寺に行くわ。」と野辺山のホテルで、 同室の友人と話していたら、彼女がポツリ…
満天の星を観たいと思い立ち、 急遽、お友達と八ヶ岳グレイスホテルに宿を取り、 ★星空観測ツアー★を企画しました。 生憎、雨模様。 晴れ女パワー全開でも、小雨の降る一夜でした。 残念無念。 気を取り直して、 翌日、同行お友達と別れ、一人レンタカーを駆…
お誕生日を迎えました。 直後、尊敬してやまないゴスペルシンガー松谷麗王先生の訃報が届きました。 あまりに突然の急逝に驚き、言葉もありませんでした。 神さま、なぜ、なぜ、レオ先生を召されたのですか。 まだ51歳という若さなのに…と 何度も神様に問い…
一遍上人を追いかけているうちに、 一遍さんって、アッシジの聖フランチェスコに似てるなあと思いました。 そこで、調べてみますと、本がありました! 家田足穂先生著《『捨てる』という霊性ー聖フランチェスコと一遍上人》です。 さっそく、Amazonで手に入…
「遊 捨て聖 一遍上人 踊り遊ぶ」がAmazon 浄土宗部門で売上ランキング2位に浮上 という嬉しい知らせが治海さんから届きました。 堂々1位は栗原康さん「死してなお踊れ」です。 すごいです。 嬉しいことがあると 俄然 元気がでてきますね。 さて、これまで一…
長い梅雨の後やってきた酷暑の夏、 夏生まれで夏が大好きの私も外出るのを怯んでしまうほどの、 眩しい太陽が照りつけています。 こんな日はじっくり部屋に篭るのもいい時ですね。 さて、「遊 捨て聖 一遍上人 踊り遊ぶ」がAmazonでも購入できるようになりま…
藤沢駅から江ノ島電鉄に乗り、石上、柳小路、鵠沼、を過ぎ、湘南海岸公園で下車。 地図を頼りに歩くこと8分。なかなか見つけることができません。 洗車をしている地元のおじさまや、郵便配達の方に聞いても、 首を傾げるだけでした。 それもそのはず、そこは…
長かった梅雨が明け、待ち望んだ夏空が広がる朝、 私は晴れ晴れとした気持ちでJR藤沢駅に降り立ちました。 藤沢在住のお友達と久しぶりに会えるのも大きな楽しみでした。 改札口で待ち合わせをして、お互いの近況報告をしながら、 駅からまっすぐ10分ほど歩…
歓喜童子の絵を見ながら、一遍上人の言葉を味わううちに 一遍上人の人生に俄然興味が湧いてきました。 そこでWikipediaやYouTubeで調べ、一遍上人の映画も観ました。 そしてなんと相模原に一遍上人開祖のお寺 当麻山無量光寺があることを知りました。 藤沢の…
はねばはね 踊らばおどれ 春駒の のりの道をば しるひとぞしる 今から8世紀も以前、踊り念仏をおこない、 捨て聖とも遊行上人とも称された一遍上人の生きた言葉は、 苦しみと、悲しみとは、そして歓びとはなにかを深々と見つめ、生きること、死ぬこと、 命と…
はまっこの心のよりどころ、伊勢山皇大神宮に行ってきました。 伊勢山皇大神宮は天照皇大神を祭神とし、社紋は桜の花。 横浜ならびに横浜港の総鎮守とされ、 「関東のお伊勢さま」 「汽笛の聞こえるお伊勢さま」として親しまれています。 1870年(明治3年) 、…
じいっと、封切りを待っていた映画 「ストーリー・オブ・マイライフ〜わたしの若草物語」を 観てきました。 映画館はソーシャル・ディスタンスを確保するべく、 座席は一席ずつ空席となっていました。 映画の 原作“Little Women “ は1868年にルイーザ・メイ…
コロナ感染拡大に伴う緊急事態宣言下の自粛生活で、 読書三昧、動画見放題のダルな生活を2カ月続けていたら、 身体も、頭もすっかり重くなっていました。 これはなんとかしないといけないかな…と 考えていた矢先… 10万円給付申請書を出しにいった早朝、 あま…
緊急事態宣言も解除され、少しづつ日常生活が戻っていきますが、 もう元通りにはならないのではと、つい、ふと思ったりします。 そんな悲観的な思いを打ち消す勇気は、 時として小説や映画から与えられます。 その一つがこの『あの日のオルガン』です。 『あ…
お友達から話を聞き、ずっと行きたいと願っているイギリスガーンジー島。 その島が舞台の映画ですから、 ずっと気になっていた映画をTSUTAYAディスカスでやっと見ることができました。 原題は“The Guernsey Literary and Potato Peel Pie Society” 舌を噛み…
ステイホーム週間は読書三昧で過ごしています。 本屋さんに行くこともできないので、 もっぱらAmazon Kindleでダウンロードして読んでいます。 先日、久しぶりに息子の学校でお世話になった先輩のお母様と電話で話している時に、 薦めていただいた本が 2020…
自由学園女子部食堂で使用していた椅子の上に置いて写真を撮りました。 NO.183 《7日間ブックカバーチャレンジ》〈1〉からの続きです。 ⚫︎5冊目 「羽仁もと子選集」 『生活即教育』『おさなごを発見せよ』 (1997年 婦人之友社) 二人の息子がお世話になった自…
尊敬するお友達からバトンをいただき、《7日間ブックカバーチャレンジ》に参加しました。 これは「読書文化の普及に貢献するために、 1日1冊、7日間好きな本のブックカバーを紹介していく」というチャレンジで、 ルールは次のふたつ。 1.紹介するのはブック…
♫ ぱらぱらおちる あめよ あめよ ぱらぱらぱらと なぜおちる かわいたつちを やわらかにして きれいなはなを さかすため♫ このこども讃美歌が大好きです。 緑が芽吹く季節が大好きです。 日本には一年間を24に分けて、 それぞれに季節を表す言葉をつけた 『…
イースターおめでとうございます。 新型コロナウイルスの影響で イースター礼拝を共に守ることはできず、 多くの教会はネット配信をして、 それぞれの場所でイースターを迎えることになりました。 私の人生で初めての事です。 イースターはイエスの復活を記…
イエスはエルサレムで弟子たちと最後の食事をした後、 エルサレム東のオリーブ山にあるゲッセマネの園に向かい、 そこで夜をお過ごしになりました。 マタイ、マルコ、ルカの三福音書によると、 イエスはそこで、これから受ける受難の苦悩を、 血の汗を流して…
ツタヤディスカスから届いた「海と毒薬」を観ました。 原作は1957年に発表された遠藤周作の小説です。 高校時代、開局して間もないTVK 神奈川テレビの 公開収録に行った時のことでした。 モジャモジャ頭の兄さんと目が合いました。 収録を観に来ていたお客さ…
4月3日に小学校入学式を控える孫娘と、 (自粛ムードの中で、お祝いお食事会にも行けないので、) 私のお家で二人だけの初お泊まりで パジャマパーティーをしました。 この日のために用意した絵本3冊。 《おおきな木》 原題“The Giving Tree” は米国の作家・…
春の雨の降る午後です。 3月最後の週末には外出自粛要請も出て、 何か重たい気分になりそうな卯月の始まりです。 最前線で医療に携わっていらっしゃる皆さまに感謝します。 見えない敵、コロナウィルスへの不安、 先の見えないもどかしさもあり… こういう時…
3月最後の週末、いよいよ、不要不急の外出自粛が要請されました。 さらには、日曜日は雪の予報も出ています。 こういう時は静かに読書をいたしましょう。 この年になって再び読んだ「パレアナの青春」 忘れないようにダイジェスト版を書きました。 アニメ 「…