港も見える丘から

人生のゴールデンエイジにふと感じることを綴っていきます

2019-11-01から1ヶ月間の記事一覧

NO.160 『ツナグ』想い人の心得 母の命日に

2012年に映画化され、大ヒットした辻村深月さんの 小説『ツナグ 想い人の心得』を読みました。 生きている人がもう一度会いたい死者を呼び出し再会させる 仲介人“ツナグ”の祖母から引き継いだ高校生、歩美を主人公として、 様々な人間ドラマを描いた感動作で…

NO.159 《ブラザーサン シスタームーン 》

カトリック教会第266代ローマ教皇フランシスコがい本日、いよいよ来日されます。 アルゼンチン出身の82歳のフランシスコ教皇様が広島・長崎を訪問され、 何を語られるか、興味が尽きません。 まさにこの時、ツタヤディスカスから 『ブラザーサン シスターム…

NO.158 「作家が自作を語る」〜作家の本音 

日本ペンクラブ女性作家委員会主催の文学イベント第6回「作家が自作を語る」が神田神保町東京堂ホールで開催されました。今回は篠田節子さんと諸田玲子さんがゲストで、司会進行は女性作家委員会長の松本侑子さんです。 篠田節子さんは東京生まれの64歳。東…

NO.157 久布白落実の生涯(2) 落実の青春

1920 年頃の女子学院 共愛女子校でミス・バーリーに「英語は好きですか」と聞かれ即座に 「嫌いです。義務だから習います。」と答え、 後のガントレット恒子女史に「笑わない可愛くない女学生」と呼ばれた落実は、 明治29年開けて早々、母に女子学院に連れて…

NO.156 久布白落実の生涯 (1) 幼い落実

「クボシロオチミって知ってる?」 叔父がそう尋ねてた時、私は漢字すら思いつかず、「知りません」と答えました。 「ちょっと調べてごらん、ひさしい、ぬの、しろって書いて久布白、 おちるみで落実」 すぐに調べてみると「久布白落実」さんのWikipediaが出…