NO.146. スパ天国ハノイ 後編
ハノイ行きが決まってすぐに、どこのスパの予約をしようかと、
ガイドブックとWEBで調べました。
そして、「ここしかない!」と決めたスパが
「ソフィテルレジェンド・メトロポールハノイ」内にある「ル・スパ」でした。
フランス植民地時代のフレンチコロニアル建築が数多く残るハノイで
100年以上に渡り最高級ホテルとして誇る「ソフィテルレジェンド・メトロポールハノイ」
そして新婚旅行中のチャップリンも宿泊した5つ星ホテルです。
この中にはいるだけでも価値ありと思って、早速WEB予約をしました。
帰国する日の午後3時半から90分のアロマトリートメントマッサージに
30分のアロマジェットバスをオプションにしました。
すぐに丁寧なお返事があり、3時半からの予約なので3時にいらして、
スチームバスやサウナでリラックスしてください。と書いてありました。
たっぷり3時間…帰国前にしっかり施術してもらえると
期待感でいっぱいです。
そして、当日、朝一番でドンスアン市場でお買い物をしてから、
「ホテルヒルトンオペラ」に戻り、荷物を預け、かこちゃんと別行動。
私は周辺のデパートや本屋さんを見て回り、
ゆっくり「ソフィテルレジェンド・メトロポールホテル」に入りました。
車寄せのある表玄関にはベトナム国旗が掲げてあります。
どこかで見た光景…と思っていたら、
先だってトランプ大統領と金書記長が会見したホテルだったのです。
調度品を堪能して、お買い物を済ませてから、
中庭にある「ル・クラブ」でベトナムエッグコーヒーを頂きました。
映画の主人公になったような優雅さ。
自然と笑みが浮かびます。
エッグコーヒーは濃厚なのに飽きこない美味しさです。
予約の3時「ル・スパ」入り。
どこか気になるところはと問われ
「昨日から鼻詰まりで喉が痛い」と言ったら、
「私ですよ。二日前から大気汚染がひどいみたい」ということで納得。
別室で着替えて、スチームバス室に入ると鼻の通りがよくなってきました。
洋服に着替えて、待合室に戻ると、ハーブティーが用意されていました。
その私のために選んでくれたアロマオイルを見せてもらって、
個室に通されました。
素晴らしい調度品。
シルクのバスローブ。
着替えて施術室にいき、アロマバスに30分入ります。
ジェットバスのバブルの泡は、きめ細かくて、
旅で疲れた身体を芯から温めてくれます。
そしていよいよアロマトリートメントマッサージの始まりです。確かな技術です。
やはり街中のマッサージとは比較にならないクオリティの高さです。
身も心も溶けていく気持ちの良さ。
鼻詰まりが解消するのがわかります。
90分の最上のひととき…
施術後に頂いたお茶を飲み、ゆっくりした空間を味わって、
お庭に出てくれば、黄昏時…
楽しい思い出をたくさん作って
ハノイの時間が終わっていくと幾ばくかの寂しさを感じ
また、来るわ、と呟きました。
お値段はしめて3,850,000ドン 18,000円 (チップを入れると20,000円)
高いと思うか安いと思うか…
「最高のおもてなし」は何かを教えて頂きました。
「笑顔と技術」それが一番かなぁと思いました。